ネットは新聞を殺すのかblog  ライブドアPJニュースについて

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熱心な湯川氏ヲチャーというわけではないので直感的な感想だが、湯川氏は優しいなあ。良い意味ばかりでなく、悪い意味ばかりでもなく。

こうした批判に対して、わたしは今のところ論評を控えたいと思っている。その理由は、ライブドアPJがまだまだ発展途上だからだ。

これは「今のPJは私がわざわざ論評するほどのレベルにない」という意味と捉えた。

またホリエモンの人格や発言を理由にライブドアPJを切って捨てるような考え方にも、賛同できない。既存メディアの中にも、人格や発言に問題のあるトップを抱えている社があるではないか。

このあたりを、どこまで湯川氏に好意的に読むべきか。PJ個人個人は確かに生暖かく成長を見守りましょう的な段階と考えられるけど、現状のPJニュースというメディアに対する批判・批評はあるべきで、きちんと批評することで、彼らは今後の方向性が見出せるようになる。だから「優しい」はヌルいとも言え、また、もうちょっと成長したら俺がダメ出ししてやるよ、という意味では武士の情けチックな感情なのかなあとも思った。

個人的には、なんか適当な記事でも載るしそれなりにPVもありそうだし、個人を売り込む場としてPJもいいかもだけどメディアのイメージが悪いからやっぱり乗れないな、という印象。

ライブドアはPJで明らかに企業イメージを損ねている。素人に書かせる前に、金を積んで良識と筆力のある(できれば、その良識ゆえに今のマスコミでは主流になれていないキャラの)人物に規範となる記事を書かせるべきだ。数百万単位の金ぐらい、はした金だろうに。

でもホリエモンはそんな方向性を志向してはいないんだろうなあ。であれば、ライブドアという器が今のPJの質を生んだのであり、未来永劫ナニなのかなと思う。