Web2.0のよくわからない点
オープンソースソフトウェアの活用によって開発コストが低くなり、開発スピードも上がるという話なんだけど、
今までは、
暴利をむさぼるマイクロソフト >>越えられない壁>> 清貧なオレたち
という図式だったのが、
オープンソースを使って成り上がる奴ら >越えられそうで越えられない壁> オープンソースに貢献してるのに貧乏なオレたち
という図式に変わり、成り上がった層へのやっかみが起こり、コミュニティが崩壊し、みたいな現象は起こらないのかな。オープンソースソフトウェア開発のコアメンバーになるような優秀な技術者は普通にそれなりの企業のそれなりのポジションに就けるから、みんな余裕を持ってOSSの開発もできるんだろうか。
Web2.0へ向かう時代の流れによって起こる現象の一つは、新たなプチブルジョアというか「中の上」階層の出現だと思うんだけど、エンジニアでない私には、このあたりの感覚がよく分からない。
プチブルがうまく下の人にとってのカリスマになれれば、オレもnaoyaさんみたいになりてーぜ! みたいな人たちのパワーによって彼らは安泰なんだろうか。そう考えれば納得できる気がしてきた。メディアの世界でいえば、そんな感じになりそうなのがイメージできるし。