はてなはTwitterをパクれない

はてなに対して「海外で流行ってるのをいち早くパクって日本に持ってきてるだけだろ」と、くさす人がいる。くさすポイントでもないと思うけど。

その話に乗ると、SecondLifeは無理でもTwitterぐらい音速でパクってはてラボに置けばいいのに。もしくはt.hatena.ne.jp。

意地の悪い見方としては、Twitterはサービス名であってカテゴリ名ではないので、「はてなトゥイッタ」というわけにもいかない、というのがあって、ああいうののカテゴリ名をなんか定義しないといけなくなる。「はてなリアルタイム近況報告」とか「はてなライフスタイル誇示」とか「はてなトイレで隣の奴の股間とつい見比べてしまう時の感じ」とか、なんかうまい名前が見つかりませんね……といったあたりで考えるのに飽きた。

Rimoみたいにまったく新しい名前を付けちゃえばいいのか。

日曜日の秘密基地

ずいぶん昔の、2003年の12月のことなんだそうだけど、伊集院光のラジオでゲストが糸井重里で、

伊集院:ネットって最初は怖いところだと思った。ラジオでは皆わざわざハガキ代を払って暖かいコメントをくれるんだけど、ネットには結構悪口もあって
糸井:でもまあ、意外とネットもいいとこよ
伊集院:そうそう。実はそうなんですよね。意外と大差ないことが分かってきた。

みたいな話をしてたことがあった(だいぶ曖昧)。これは「ハガキ代を支払ってまでDJにコミットメントしたいリスナー」だけをフィルタリングできるラジオというメディアと、ネットとの仕組みの違いということで片付けられると思うんだけど。


そこまで見えてくる前にアレしちゃった人が、こんな感じなんだろう。
メディアを持ってるのも良し悪し。


これでいいのか? ブログ世界の理不尽な未成熟さ 我々の国家はどこに向かっているのか(第2回)[花岡信昭氏]/SAFETY JAPAN [コラム]/日経BP
http://www.nikkeibp.co.jp/sj/column/y/02/


一度書いてしまうことで、その後持論を曲げるのが困難になる、という現象もあるような気がする。

http://blog.excite.co.jp/blog-jutsu/1582135/

さて、「文を短くする」を実践してみよう。

お皿ひとつひとつに、それぞれ、ハムや卵や、パセリや、キャベツ、ほうれんそう、お台所に残って在るもの一切合切、いろとりどりに、美しく配合させて、手際よく並べて出すのであって、手数は要らず、経済だし、ちっとも、おいしくはないけれども、でも食卓は、ずいぶん賑やかに華麗になって、何だか、たいへん贅沢な御馳走のように見えるのだ。

ところでこれは太宰治「女生徒」からの引用らしく、経済→経済的 の誤字なんじゃないか(と思っただけで、原文も「経済」なのかもしれない)というものも含めて青空文庫から引いたんだと思うのですが、「引用したら引用元を明記」みたいな引用ルールを守るというのも大事なブログ文章術であり、片手落ちなんじゃないの? と突っ込みたくなってみた。

とはいえ、太宰治をほとんど読んだことのない私だから気づかないだけで、世の中的には常識なのかもしれませんが。例えばここでは、川端康成伊豆の踊り子」の書き出しからの引用ということは自明だろうと思って引用元を特に書いていなかったりして。


しかし、これが太宰の作品の一部だと知ってしまうと、途端にマトモにいじるのが躊躇われるようになる。今回はそこらへんを計算して出典を隠し、次回「実は〜」と種明かしがされるんでしょう。前後の関係も見ながら「短くする」なら、「この範囲は全部削る」が最も正しい解分じゃないですかね。引用部分には主語が含まれず、全てが修飾のための言葉になっている。ただの悪文だと思って頑張ってなおした人は驚くのかもしれない。意地の悪い抜き方だこと。


ロココといえば、「下妻物語」と混ぜたらちょっといいネタ文章になるかもしれないと思った。両者とも、ロココをそこはかとなく馬鹿につつ愛好しているニュアンスが似ているので。



※さすがに先に書いてる方がいた。
http://fragments.g.hatena.ne.jp/screammachine/20060405#p1


※「経済だ」という言い回しは正しいようだ。

(4)費用や手間が少なくてすむこと。節約。
「電話ですむなら時間が―だ」
http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%B7%D0%BA%D1&kind=jn&mode=0&base=1&row=0

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あ、そうだ。ロココ料理にしよう。
 
>挨拶
 
ヨネミツです。
 
お皿ひとつひとつに、台所の残りもの一切合切を手際よく並べて出します。
 
ハムや卵や、
 
パセリや、
 
キャベツ、
 
ほうれんそう、
 

 

 

 
ぶっちゃけマズイですが、見た目が良ければそれだけで、
 
よく分からないけど贅沢なご馳走のように見えるのです。
 
KO・U・HU・N☆



はてな記法むずかしい。
というか乗り遅れすぎ。

欲しいのは「陰口で繋がる自由」

http://artifact-jp.com/mt/archives/200511/freedomconnected.html
死ねば云々だけではないが、マスコミでナニなお笑いタレントがもてはやされている点、さらに、ネットではまともな会話の成立しないバカキャラが最強であり最もカッコ良く見える点も合わせて考えたいっていうか社会学的ですね。

今も昔も会話の成立しない人最強
http://d.hatena.ne.jp/number29/20051016#1129407818

ヤフー、ネット投票で誕生したラーメンのブロガー向け先行試食会

http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2005/11/21/9927.html
口コミメディア(ブログ)の影響力もさることながら、「ブロガーを読んでイベントやった」ということのマスメディア的話題性もある、という現象。

Web 2.0の本質は何だろう

http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/20051119/p1
開放性という面から捉えてビジネスの話にすると、国際経済の関税自由化みたいな話が参考になりそうなんだけど、残念ながらまったく知らない分野だ。

生産力のある国が自由貿易の名のもとに関税を自由化させると、どんなことが起こるのか。どこかでまとまった情報を読みたい(まとめサイト脳?)